こんにちは、bdaのメンバー、MIYUです。
連休が過ぎて、暑い日があったり肌寒い日があったり、、
沖縄はもう梅雨入りで、日々が早く過ぎていきます!
前回担当させていただいたコラムでは、「中小企業もブランドの構築が大事です!」「白書でも分析しています!」と書かせていただきました。
今回はブランディングの続きです。
まずは、実際どんなブランディングの取組をしているかをご紹介します。
以下のグラフは、ブランドの構築・維持に取り組む企業が活用しているブランドの要素を示したものです。「企業のロゴ、マーク」と回答した企業が半数を超えていますね。
とはいえ、かっこいいロゴだからといって、(一瞬「かっこいいロゴですね!」といわれたとしても、、)それがブランド構築に必ずしも貢献するわけではないのです。
そのロゴやマーク、なぜその形なのでしょうか?
ロゴの背景には企業や商品が伝えたいメッセージがあり、
その形や色や字体には語るべきストーリーや意味があるはずです。
ロゴはそのストーリーやメッセージと一体となって、「デザイン」されています。
つまり、ロゴのデザインは、伝えたいメッセージを考えるところから始まっているのです。
ここで登場するのが「デザイン経営」です。
デザイン経営とはなにか、中小企業白書でこのように説明しています。
「デザインを企業価値向上のための重要な経営資源として活用する経営である。」
デザインは経営資源なんです!
経済産業省と特許庁は、2018年に「産業競争力とデザインを考える研究会」の報告書として『「デザイン経営」宣言』を公表しました。
デザイン経営宣言から約5年が経過しましたが、デザイン経営の認知度はとても低く、、
既に取り組んでいる企業の割合は12.2%、そのうち半分ぐらいは定着していないようです。
何とも残念。。
中小企業にとっては、なかなか自分ゴトに捉えるのが難しいかもしれませんが、
他社がまだやっていないのなら、是非取り組んでみませんか?
次回は中小企業にとってのデザイン経営をもう少し深掘りしてみたいと思います。
著者プロフィール
MIYU
中小企業診断士。「かっこいい中小企業を増やす!」べく、生きています。
デザイン経営に目覚めつつあります。
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