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長尾貴代

第30回「器の魅力」

6年前にひとり暮らしを始め、器(食器)が自分の中でとても大きな存在だったことに気がつきました。


実家暮らしの時には料理に合った器を自由に組み合わせて食事をしていましたが、

今は自分が思い描く器がラインナップにないことを残念に思うことが多いです。

最初は親友が持たせてくれた器や結婚式の引き出物をメインに使っていました。今も大切にしています。

そして、最近は収納スペースを考慮しながら少しずつ自分の好みの器を揃えています。


人間は一般的に五感を通して食べ物を認識しており、そのうち視覚は約80~90%を占めるそうです。

出来合いのものを自分好みの器に盛りつけてからいただくとなんだかホッとして美味しく感じるのは視覚の作用なのかもしれません。


最近、迎えたものはポーランド製の「ポーリッシュポタリー」です。

ポーリッシュポタリーは可愛い花柄が多く、食卓を華やかに彩ってくれるだけでなく、

電子レンジ、オーブン、そして食洗機にも対応しており、丈夫で扱いやすいという材質も魅力の一つです。


皆様のお気に入りの作家さんや器屋さんがございましたら、是非教えてください。



 

著者プロフィール

長尾貴代

「美しいこと、美味しいもの」をこよなく愛しています。

趣味は芸術鑑賞、低山登山。

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