こんにちは、bdaのメンバー、MIYUです。
2月も半ばを過ぎました。
いよいよ年度末が近づき、令和5年度はどう?という時期です。
今日は少々堅い話を書かせていただきます。
中小企業診断士、という仕事柄、「次にくる支援策はどんなものだろう?支援の重点はどのあたりになるんだろう?」というのはいつも気にしています。
支援策は以下のようなスケジュールで分かってきます。
10月下旬~11月 補正予算や次年度の方向性や大まかな予算が分かってくる
11月~12月 予算の概要が分かってくる
1月~2月 具体的な内容がだんだんわかってくる
3月~ 予算の実行が始まる
では、支援策はどうやって決まるかというと、中小企業白書の分析からです。
中小企業白書は毎年4月の後半に出ます。
2022年の中小企業白書が今のところ最新版です。
2022年の白書には2021年の中小企業の状況、課題、実施された支援策と2022年に実施する支援策が書かれています。
2023年4月に公開されるであろう白書では、2022年の中小企業の状況や課題を分析して2023年に実施する支援策が書かれています。
2020年~2021年ごろは「コロナを乗り越える支援」が中心にありましたが、昨年あたりから少しづつ風向きが変わってきました。
コロナ以外にも原材料価格の高騰、為替の不安定などの環境変化を踏まえた支援、そして、よく出てくるワードがDX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)、そして海外展開です。
支援策としては、DXやGX・海外展開に取り組む企業に対して補助金の額や補助率がアップするなどが一部実施・予定されています。
次回のコラムでは、中小企業白書でおそらく初めて取り上げられたであろうデザイン経営とブランディングについてご紹介します。
1か月以上も楽しませてくれている近所の梅の花。
新しい花が咲いていました。
著者プロフィール
MIYU
中小企業診断士。「かっこいい中小企業を増やす!」べく、生きています。
デザイン経営に目覚めつつあります。
Comments