一般社団法人ブランディングデザイン協会主催トークイベント「これからのデザイン経営」~ブランディングデザインによる企業変革~を開催しました。 本イベントは、デザイン経営に関心を持つ多くの経営者、デザイナー、専門家、ビジネスパーソンが参加し、オンラインと対面のハイブリッド形式で実施されました。
【開催日時】2024年9月9日(月)(開場・受付開始17時45分~) トークショー 18時~19時30分 懇親会 19時30分~20時30分
【開催場所】The Gallery Too(東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル 株式会社Too内 )
【参加費】無料
【登壇者】(五十音順、敬称略)
大林寛(株式会社オーバーキャスト 代表)
小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト|co-nel: 代表) 金光淳用(株式会社ヒカリシステム 代表取締役)
菊地拓哉(特許庁デザイン経営プロジェクト 中小企業支援チーム長)
長尾徹(一般社団法人ブランディングデザイン協会 代表理事 千葉工業大学 教授)
▼トークショー
トークショーは2部構成となっており、第1部では、各登壇者によるスピーチ、第2部では、デザイン経営の実践に関するパネルディスカッションが行われました。
第1部:キーノートスピーチ
イベントは、当協会の長尾代表理事の挨拶とともにスタートしました。続いて、各登壇者がそれぞれの立場からデザイン経営についてのスピーチを行いました。
長尾 徹(一般社団法人ブランディングデザイン協会 代表理事、千葉工業大学教授) 長尾代表理事は、当協会の活動内容や理念、そしてデザイン経営の重要性について述べました。また、中小企業におけるデザイン経営の導入が企業の競争力向上につながることを説明しました。
小田 裕和氏(株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト、co-nel: 代表) 小田氏は新規事業の創出や組織づくりにおけるデザインの役割についてスピーチしました。組織内での「問い」を起点としたアイデア創出プロセスや、デザインを活用したファシリテーション手法を紹介し、イノベーションを生み出す場づくりの重要性を説明しました 。
菊地 拓哉氏(特許庁 デザイン経営プロジェクト 中小企業支援チーム長) 菊地氏は、中小企業におけるデザイン経営の実践についてスピーチしました。特許庁が提供する「デザイン経営コンパス」などの支援ツールを紹介し、デザインを経営戦略に取り入れることで企業が直面する課題をどのように解決できるかを中小企業の事例を交えて説明しました 。
金光 淳用氏(株式会社ヒカリシステム 代表取締役) 金光氏は、DXと経営戦略についてスピーチしました。株式会社ヒカリシステムがデザイン経営を取り入れることになったきっかけや全社的な取組を紹介しました。また、デジタル技術を活用した業務改善や事業拡大の方法、株式会社ヒカリシステムでのDX認定取得事例も紹介されました 。
大林 寛氏(株式会社オーバーキャスト 代表取締役) 大林氏はデザイン、デザイン経営、ブランディングの関係性についてスピーチしました。デザインの定義については著名な専門家の見解を紹介し、デザイン活用の目安、デザインラダーを用いながらデザイン経営との関係性を紹介しました。
第2部:パネルディスカッション
第2部では、パネルディスカッションが行われました。モデレーターを務めた小田氏を中心に、デザイン経営を実践する事例やデザイン経営推進における課題、さらにデザイン経営がもたらすビジネス上の効果について議論が交わされました。参加者からも質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
▼懇親会
トークショー終了後は、懇親会が開催され、参加者同士が交流を深める場となりました。
当協会では今後も、デザイン経営に取り組む経営者、デザイナー、専門家、ビジネスパーソンの皆さまが、共に学び合い、交流できる場を提供してまいります。
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